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九寨溝観光ポイント

九寨溝は、高い透明度を誇る峡谷がたくさんあります。なぜあそこまで青いのでしょうか?それは、湖の底が石灰質でできているからです。水には青い光を散乱させる性質があります。そのため、ある一定以上水の深さが増すと青色に見えるのです。石灰質の湖底は白。青く透き通った水の後ろに白い背景があると考えれば、美しい青色の原理がなんとなくイメージできるでしょう。また、九寨溝の水には炭酸カルシウムが飽和状態で存在しており、水中の浮遊物を吸着して沈殿するため、より透き通ってみえるのです。

広大な土地の中にいくつもの見どころがあるため、しっかりとスケジュールを立てておかないとまわりきれません。ここでは、五彩池や火花海など黄龍・九寨溝の人気スポットの見どころをまとめました。九寨溝には美しい沼湖、滝が全部で100カ所以上点在しています。1回の観光ですべてを見て回るのは不可能なので、訪問の際にはどこを見て回るか決めておくのがおすすめです。五花海は総面積が7.6万平方メートルを超える巨大な湖。九寨溝の観光スポットの中でも有名なスポットのひとつです。標高2,472メートルに位置し、湖の水深は5メートルを超えています。その景観の美しさから九寨溝の魂とも呼ばれています。青とも緑とも言えない美しい水面は、湖底に沈む石灰化した堆積物や水草などが太陽の光に反射、屈折することで作られています。青や緑以外にもさまざまな色に見えることから五花海と名づけられました。

長海
長海は、標高は3,060メートル、面積は30万平方メートルという、とてつもない大きさを誇っています。その大きさは九寨溝の中でも最大で、長さは約7.5キロ、水深は一番深いところで100メートルを超えています。その壮大な景観に思わず息を飲んでしまうでしょう。長海は氷堆石がふさがってできたもので、ローマ字のSのような形をしています。氷堆石とは氷河が長い時間をかけて谷を削りながら流れる中で、そのまわりに削り取られた岩石や土砂などが土手のように堆積した状態のことです。長海の特徴は、周りに水の流れ出る場所が1つもないのにも関わらず、1年中水量が一定なこと。それは長海が山中の雪解け水や湧水をすべて集めているため、いつ観光に訪れても水量が一定の美しい水面を楽しむことができますよ。

五彩池
五彩池は九寨溝の中で、最も小さい湖です。しかし、水面のエメラルドグリーンが最も美しいと言われています。長さは4,349メートル、水深は一番深いところで8メートル。透明度はとても高く、上から湖底が透き通って見えているのが特徴です。五彩池の水は実は長海から流れてきています。それも地下を流れてきているため、冬でも凍結しないのが五彩池の特徴のひとつ。そのため、年中を通してその美しいエメラルドグリーンを楽しむことができます。

珍珠灘瀑布
珍珠灘瀑布は珍珠灘と呼ばれる川から流れてくる水が流れ落ちてくる滝です。珍珠灘はとても流れが激しく、迫力満点です。その激しい勢いのまま水が流れ落ちる珍珠灘瀑布の景観はは言わずもがな素晴らしく、九寨溝の中でも特に迫力のある景観を楽しむことができます。珍珠灘は水の流れが激しく、水の飛沫が真珠のように美しいと言われたことからこの名がつけられました。

諾日朗瀑布
諾日朗瀑布は九寨溝に位置する瀑布の中でも大きさが最大で、大きさは幅が329メートル、高さは30メートルを誇っています。諾日朗瀑布の流れ落ちる水は鏡池から流れてきているものです。諾日朗はチベット語で男神を意味しており、壮大で雄大な滝の景色からそう名付けられました。階段状に流れ落ちる姿は、中国一の滝と呼ばれるだけあって迫力満点です。もし夏の暑い時期に訪問するのなら、滝の水しぶきをぜひ浴びてください。滝の水しぶきは滝の南側で体験できます。夏の暑さを和らげ、ひんやりと冷たい感触を味わうことができます。

五花海
五花海は日則溝の上流の端にあり、海抜2472メートル、水深5メートル、面積9万平方メートル。五花海は、「九寨溝一絶」と「九寨精華」と呼ばれ、真珠灘の滝の上で、パンダ海の下部は日則溝孔雀川の上流の端にあります。ここの池の水には炭酸カルシウムが含まれており、異なる葉緑素を含む水生植物群とともに、太陽の光によってこのような紋様のような色が変幻し、空のように青く、宝石のように墨緑です。五花海は九寨溝の誇りであり、薄赤、ガチョウ黄、濃い緑、濃い青、宝青などの色が現れ、まだらで迷い、色とりどりです。

火花海
火花海は、他の湖とは違い土石流が積み重なってできた湖。面積は3,652平方メートルで水深9メートルほどの小さい湖です。火花海と呼ばれているのは、夕暮れ時の太陽の光が水面に反射しきらきらと揺らめくことで、たくさんの火花が飛び散っているように見えたから。湖の周りにはたくさんの花が咲いており、水面の色とともに美しいコントラストとなっています。

箭竹海
箭竹海は湖の周辺に箭竹(やだけ)がたくさん生えていることからその名がつけられました。標高は2,618メートルの場所に位置し、深さは6メートル、面積は17万平方キロメートルとなります。倒れてしまった木が湖のそこに沈み、朽ちて珊瑚のようになっており、美しい景色が広がっています。また、湖底に沈んだ枯れ木が石灰化しそこからあらたな命が始まるという美しい自然現象もそこでは頻繁に起こっています。

熊猫海
熊猫海は、美しい水面と、周囲を取り囲む山々を楽しめます。周囲の山々と水面のコントラストがとても美しく、落ち着いた気持ちになれるスポットです。観光者向けの回廊が用意されており、さまざまな角度から熊猫海を楽しめるようになっています。熊猫とはパンダのこと。名前の由来は以前、パンダがこの湖に水を飲みに来ていたところから来ているといわれています。

鏡海
鏡海は、その水面に映る山々が美しいため、まるで鏡に写っているようだと考えられていることから鏡海と呼ばれています。水面を眺めていると、水面の景色が本当の景色なのではないかと分からなくなるほど鮮明に映っています。鏡海の観光は午前中がおすすめ。風が少なく波が立たないため、水面の揺らめきが少なく、鏡海の名前の由来となった美しい映り込みを楽しめます。

樹正群海
樹正群海はいくつもの湖がつながっています。くねくねと続いている風景からは迫力を感じるです。その長さは何千メートルにもなり、段々畑のように連なっています。樹正寨と呼ばれる村の隣にあるためにこの名がつけられました。周辺にはチベット族が暮らし、一角には民俗文化村があります。樹正群海には、色鮮やかな植物が生えており、その植物たちが水面に映ることで美しい風景を作り出しているのが特徴的。九寨溝の縮図とも言われています。

老虎海は、水深が11メートル、幅は62メートルある湖。水面に映る木々たちが虎の模様のように見えたことから名づけられています。湖底がとても深く、水面の色も深い青色となっており、黄色い木々が水面に映り込む写真映えする景色を見られますよ。

犀牛海
標高2,400メートルの場所に位置する犀牛海は、過去にチベット族の方が、サイに乗ってこの湖に訪れ、この湖の水を飲むことで、自分の持っていた病が回復したことからこの名がつけられたそうです。全長は2,200メートル、水深は約40メートルあります。見る場所によって水深が異なるため、さまざまな色味や表情を見せてくれる面白い湖でもあります。

双龍海は葦の海の上にあり、火花海の滝群の下にあり、双龍海は海子の中に囚人の鎖のような形をした海底の長龍が2匹いることから名付けられた。伝説によると、古代には2匹の悪龍が九寨溝で雹や雨、雪の災害を繰り返し、九寨溝のチベット民に災難をもたらした。その後、グザル王を経て降服し、鉄鎖で海子の中に鎖をかけたが、実際には水底に乳白色のカルシウム化した堤が2本寝そべっていたため、まるで2匹の蛟竜が海に隠れ、うごめくように生きていた。生風を見て、いつでも空に舞い上がり、空に飛び込む。




 


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