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成都電車駅及び成都地下鉄
   

 

成都は中国西南部の最も大きな鉄道交通の要所で、成渝線、宝成線、成昆線、達成線などの鉄道幹線の出発駅にもなっています。ここから北京、西安、昆明、広州、重慶、ウルムチ、上海、蘭州などの十数か所の大都市とを結ぶほか、四川省内の広元(蜀道観光地)、宜賓(川南観光地)、攀枝花(攀西観光地)行きの特急列車も走っています。成都には現在、成都北駅、成都南駅、成都東駅、成都西駅の四つの駅があります。


 

成都北駅
成都北駅は中国西南部で最大で、全国の多くの都市へ向かう列車がここから出ています。駅や市内の切符売り場で10日先までの切符を購入できます。現在は南充、青城山、都江堰、重慶行きの列車も運行しています。今、駅施設の工事中で、部分運行だけです。

成都東駅
成都東駅は成都市錦江区にあり、2011年5月にできたばかりです。重慶、武漢、長沙、貴陽、杭州、広州に向かう列車があります。現在、成渝線(成都東駅から重慶まで)、達成線(成都東駅から達州まで)などが走っています。以前は主に貨物を扱う駅でしたが今では旅客業務も行っています。成都現地の主な駅です。

成都南駅
成都南駅は四川省の南、成昆線が主で、他にも成渝線の列車がここを通り攀枝花、西昌、重?北、昆明などの中国南部の都市へ向かいます。西昌と攀枝花の両都市に行く列車(快速列車および以下のレベルの便)はすべてここからです。

成都西駅
2011年8月1日から工事が始まり2018年12月1日営業です。またここは主に成雅線及び川西チベット族地区です。未来、ラサへの川蔵線を扱う予定です。いまの開通は、蒲江駅、雅安駅です。

成都地下鉄

成都には地下鉄1号線と地下鉄2号線と3号線と4号線があります。1号線で昇仙湖、成都北駅、天府広場、成都南駅、海洋公園へ、2号線では茶店子バスターミナル、春熙路、金沙遺跡博物館、成都東駅等へ行くことができます。2本とも天府広場を通っているので、ここで乗換えができます。2018年12月までに、成都地下鉄は路線建設中で8条(成都地下鉄5番線1、2号、成都地下鉄6番線1、3号、成都地下鉄8番線1号、成都地下鉄9番線1号、成都地下鉄10番線2号、成都地下鉄17番線1号、成都地下鉄18番線1、2号、3割地下鉄19番線1号)があります。2020年末までに全部開通する予定です。


中国鉄道の利用する場合、
特別に、青蔵鉄道とシルクロードエ沿線都市新疆など。
T 列車の種類(速度が速いもの順)
特別快速旅客列車 快速旅客列車 普通旅客列車 普通旅客慢車

U 座席の種類

●硬座
運賃が最も安く、一般の中国人がよく利用する座席の車両です。 ビニールの硬いシート張り、座席は向かい合わせで、それぞれ2、3人掛けです。

荷物は窓の上の網棚に載せることができます。 車両ごとにトイレと洗面所が設置されています。

●軟座
寝台車のない短距離列車用の、柔らかいクッションの座席の車両です。 窓側のテーブルの下には、お湯の入った魔法瓶・ゴミ箱が用意されています。 車両ごとにトイレと洗面所が設置されています。 最新車両には2階建てのものもあります。 車両によってはテレビが設置されている場合もあります。

●硬臥
上、中、下段の三段ベッドが2列づつ向き合った形の寝台列車です。 窓側のテーブルの下には、お湯の入った魔法瓶・ゴミ箱が用意されています。 ベッドはビニール張りでやや硬く、毛布、布団、枕などが備えられています。 日中は自分のベッドで過ごすか、下段のベッドに座らせてもらいます。 通路側にも窓際に折りたたみ座席が並んでいて利用可能です。 荷物は網棚に載せるほか、下段ベッドの下に入れることもできます。 車両ごとにトイレと洗面所が設置されています。お茶・カップ麺等が飲食できるように給湯設備があります。

●軟臥
上、下段の二段ベッドが二列あるコンパートメント寝台列車で、冷暖房が完備されています。 ひとつのコンパートメントの定員は4人です。ドアで通路とは仕切られています。 窓側のテーブルの下にはお湯の入った魔法瓶・ゴミ箱が用意されています。 ベッドは柔らかく、ベッドごとに毛布、布団、枕などが置かれています。 日中は下段ベッドに座らせてもらうことになります。通路にも折畳式の椅子があります。 荷物はドアの上の収納スペースに置くか、下段ベッドの下に入れます。 洗面所は広くて清潔です。お茶・カップ麺等が飲食できるように給湯設備があります。

V 乗車から下車まで
1.待合室で列車の到着を待っていただきます。 駅の入口では係員の指示に従ってください。 列車チケットの提示を求められる場合や、荷物をX線検査機に通すよう言われることがあります。 列車の発車時刻の1時間くらい前には、駅に到着するようにしてください。 中国の駅は広くて混雑しているので、待合室がなかなか見つからないという場合があります。待合室は中国語で「候車室」と書いてあります。 軟臥席をご利用の場合中国語で「貴賓候車室」という乗車に便利なところにある特別待合室を利用し、改札時には専門乗務員から案内がありますので安心できます。 待合室に着いたら、ご乗車になる列車の番号の電光掲示板の前の座席で改札が始まるまでお待ちください。

2.改札を通りプラットフォームへ 改札は発車時刻の約30分前に始まることが多いですが、列車が遅れる場合もたび たびですので、係員の指示に従ってください。 改札口の駅員に列車チケットを提示した後、プラットフォームに向かいます。 もし、該当のプラットフォームが分からなかった場合は駅員に列車チケットを提示するなどすると教えてもらえます。 だいたい改札で一緒だった乗客についていけば、通常問題はありません。 弊社で手配する列車チケットは基本的に軟座、軟臥などの指定席ですので、あわてて乗り込む必要はありません。 プラットフォームについたら、列車チケットの番号の車両を探して乗車します。

3.列車に乗る 車両の入口には列車乗務員がいるので、列車チケットを提示してから乗車します。 硬臥、軟臥などの寝台列車に乗る場合は、乗車時に、金属かプラスチック製の座席票とチケットを交換してもらいます。 この座席票は、目的地が近くなると列車乗務員が座席に来て、本来の紙のチケットに再び交換してくれます。 乗車後は、チケットの番号の座席を探し、荷物を網棚などに入れてください。 硬座の自由席の場合は、空いた座席を探して座ります。

4.下車する 目的地に到着する1時間くらい前に、列車乗務員が上述のとおり、チケットの交換に来ますので、必ず換えてもらいます。寝ている場合は列車乗務員が起こしてくれますので、ご安心ください。 一般的には列車の駐車時間は、10分以内と短いですので、下車準備はできるだけ早めに済ませてください。 列車が停車したら、ホームに降り、人の流れに従って出口に向かいます。(入り口とは別になります) 改札出口でチケットを提示して外に出ます。

W 列車利用時の安全対策

1. できるだけ軟臥席をご利用ください。

2. 知らない人からもらった食べ物を食べたり、飲み物を飲んだり、タバコを吸わないでください。

3. 一般的に、駅周辺の治安は悪くスリが多いので、貴重品には十分注意してください。

4. 知らない人からの宿泊斡旋や乗車案内を利用しないでください。

5. 車内ではスリ、置き引き等には十分注意してください。特にトイレ・洗面に行くなど席から離れる場合は貴重品の管理には注意してください。

6. 各車両にあるトイレは都市部に近づいた時や、駅での停車中は使用不可となります。単線が多いため、対向車待ちで、想像以上に長時間停車する場合がありますので、ご注意ください。

7. 寝台車のベッドの周りには、日本のようにカーテン等はなくプライバシーを保つことはできません。貴重品の管理と併せて、ご注意ください。

8. 安全対策ではないのですが、食物・飲み物、衣料、おもちゃ、土産品等の車内販売もあります。