魏延祠は四川綿陽市梓潼県三泉郷白雀村に位置し、山間部の魏延祠に位置している。
梓潼の安梓路に沿って約15キロ歩くと、三泉郷白雀村に着き、さらに村道に沿ってそれほど遠くないと、道端にある「魏延祠」の石碑が見えてきた。この石碑は、全国初の県級『三国演義』学会である梓潼『三国演義』学会会長の謝漢傑氏が書いたものだ。
ここは臥竜山景勝地に属し、『輿地紀勝』と『蜀中名勝記』の記載によると、臥竜山は、梓潼から30里離れており、別名葛山とも呼ばれ、亮山とも呼ばれ、武侯が魏を討伐し、駐兵したと伝えられている。歴代方志及び関連史籍には蜀漢丞相軍師諸葛亮北伐魏駐留兵の記載がある。
臥竜山山頂には、唐貞観8年(634年)に開削された千仏岩窟があり、これらの石窟の造像は完全に保存され、彫刻が精巧で、初唐時代の造像芸術の高いレベルを十分に反映している。千仏岩の南には、諸葛寨跡があり、魏延祠は諸葛寨景区に属している。
魏延祠、殿宇は高く、真ん中、塑像は魏延像、端正で威武、大将の風格がある。「魏延祠」の扁額は、中国『三国演義』学会常務副会長の沈伯俊氏が書いた。
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