デジタル技術が今、文化観光の発展を大々的にバックアップするようになっている。唐代の著名な詩人・李白の故郷として知られる四川省綿陽市管轄下の江油市でこのほど開幕した「李白故郷・文化観光フェスティバル」で、デジタルヒューマン「少年・李白」がお披露目された。デジタルヒューマン「少年・李白」は今後、江油市の景勝地において、ガイドや観光客とインタラクティブな交流を行うほか、江油市の文化観光や都市公共サービスに深く融けこみ、文化観光産業のデジタル化へのモデル転換をバックアップすることになっている。
デジタルヒューマン「少年・李白」は、江油市が打ち出したスーパーリアリズムデジタルヒューマン。デジタル技術を駆使して、江油市青蓮鎮で勉学に励んでいた少年時代の李白の生活を再現しており、詩的な雰囲気に仕上がっている。メインスタッフチームの責任者によると、李白は優秀な詩人であっただけでなく、忠節、勇敢、実直、博学といった人徳を兼ね備えた「国民的アイドル」。青蓮鎮で勉学に励んでいた18歳から24歳までの少年・李白をモチーフにして、活力や魅力、創造力にあふれ、今の若者が好むアイドルのイメージにマッチしたスーパーリアリズムデジタルヒューマンをデザインしたという。そして、「デジタルヒューマン『少年・李白』が、優秀な李白の文化や精神を多くの人が学び、継承、発揚するよう後押しすることを願っている」としている。
2023-03-31
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