四川省成都市の成都ジャイアントパンダ繁殖研究基地を先ごろ、突然の大雨が襲った。飼育員は戸外で遊んでいた子パンダを室内に連れ戻そうとしたものの、遊び足りない子パンダとの「攻防戦」を繰り広げることになってしまった。大雨の降りしきる中、飼育員たちは木の幹にしっかりしがみついて離れようとしない子パンダを、木から引き離そうとするものの、なかなかうまくいかない。度重なる「攻防」の末、最終的に子パンダは飼育員たちに抱きかかえられるようにして、室内へと連れ戻された。この様子を見たネットユーザーからは、「小さい頃は僕たちも遊び足りないうちは家に帰りたくなかったなぁ」といったコメントが寄せられた。四川省のジャイアントパンダたちが木に登って遊ぶ様子が、「鬼かわいい」と話題だ。ネットユーザーから、「どの木を植えればパンダの実がなるの?」といった反響も聞こえてくる。
成都ジャイアントパンダ繁殖研究基地は、成都市の中心から北へ10キロほど行った郊外にある。野生のジャイアントパンダの生息環境を再現するため、敷地内には湖、小川、竹林、芝地などがある。ジャイアントパンダを身近に見られることが施設の特徴で、見学者は自然の環境で生活しているパンダを目の前で観察することができる。パンダが休息するエリアは「熊猫?墅(パンダの別荘)」と呼ばれ、立ち入りが制限されている。
2023-05-05
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