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四川観光スポット 青城山


青城山は成都市の西66キロメートルのところにあり、山の林木は青々と茂って、重なりあった美しい峰、形は城のように、だから青城山と言われた。中国の4A風景区として、"青城天下幽と称えられた。 ここも我が国の道教発祥地の1つである。

後漢の晩期、道教の創始者ー張道陵はここで壇を設けて道教を布教して、次第に道教景勝地になった。盛んの時、青城山の道教宮殿は70余り個所もあり、現在まだ遺跡の38所がある。その中、一番有名なのは建福宮、天師洞、三島石、祖師殿、朝陽洞、上清宮、天然図画、金鞭岩、石筍峰、丈人山などがある。 青城の山々は主に礫岩で構成し、36峰の中、最高海抜は1600余り米。ここの宮殿は、漢時代から、歴代の宮殿や文化財や旧跡が残った。中国の重要な名所旧跡である。

青城山の周囲は、800平方キロで、前山は文化財を主にとして、後山は自然景色で四季常緑、峰々はめぐって、景色は静寂で、後山には泰安寺と沙坪があり、中心地は山岳地帯で、自然の景観で主とする。

建福宮は唐の時代に建てられたもので、大木に覆われた本殿が三つの庭に仕切られており、築山などで構築された建物の中に道教の有名人や神様が祭られています。また、394文字に及ぶ長い対聯が「青城一絶」として建物の柱に刻まれています。またここでは各時代の著名人ゆかりの文物や文化財が残されており、歴史の歩みを忍ばせるものとなっています。

老君閣は青城山の最高峰に築かれており、礎石の構造が正方形で上が楕円形なのは「天が丸く、地が四角い」ことを意味しています。中には素朴な道教の思想を唱えた高さ13.6mの老子像が輝き、中国国内でも貴重なものとされています。

園明宮は道教の神様を祭る場所として晋の時代から建造されました。また同時期に建てられた上清宮は青城山の頂上に築かれ、建物全体が綺麗な図柄で描かれて力強い迫力に満ち溢れています。ここには「天下第五名山」、「青城第一峰」、「玉女」、「青城山」などの巨大な石刻が多く、御来光、雲海、聖灯のほかに川西平野の美しい景観を一望することができます。

祖師殿は唐の時代に建造されたもので、中には道教の人物である「八仙人の図」などの壁画が納められているほかに、歴代の価値のある漢詩や石刻も残されており、人々の人気を集めています。一説では唐の皇帝である睿宗の娘の玉真公主がここで道教を学んだことがあり、以来ここで隠居した名士が多くいたといわれています。

天師洞は青城山の中腹にあり、伝説では道教の創始者として崇められている張天師がここで道教の説教を行ったということからその名が付けられたそうです。洞内には張道陵及び30代目の子孫にあたる孫霊靖天師の彫像が安置されています。また、洞窟の前には一本の銀杏の大木がうっそうと生い茂り、その樹齢は1800年を超えると伝えられ、一説では張道陵自ら植えたものであるといわれています。そばにある天師廟は隋の時代に建造され、厳かな雰囲気を持つ外観と中には中国古代における三皇と言われる伏羲氏、神農氏、軒轅氏の坐像が安置されています。また物静かな道教文化の息吹に満ちた周囲の環境に呼応するように董其昌など著名人の書が並んでいます。

青城山の後山地帯は主に自然そのままの景観をベースに開発された所で、清き水やひっそりとした森林、雄大な山並み、不思議な形の岩肌が広がる大自然の宝庫です。近年は登山用のリフトカーがあり、アクセスも昔より比較的楽になっています。ここはかつて宮廷への貢物と認定されたお茶の産地として有名であったと伝えられています。

 

 



青城山の地図

青城山の交通道路状況

青城山の写真

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