シャル寺(夏魯寺)
シガツェ市の東南部にある。市街から20キロ。規模は小さいがサキャ派の名刹である。創建は1087年、僧ジェツウンディンジャオジュンネによる。
14世紀に招請され管長となったブトン?リンチェンドゥブは顕教と密教の両立を求め、生涯を厳しい戒律を守る出家者として送った。この寺を中心にチベット仏教の新しい展開をはかったため、彼の考え方を継承する人々をシャル派と呼ぶことがある。
代表作としては、『仏教史』、『十万タントラ目録』、『論書目録』などがある。
また、「シャル版」と呼ばれるチベット大蔵経を編集し後世に大きな影響を与えている。
シャル寺は美しい仏画群を蔵することでも知られるが、これらはプトゥンの管長就任を祝ってこの地域を治めていた王が寄進したものだと伝えられる。
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