大理ベー族自治州は雲南省の北西部に位置し、総面積は29459平方キロ、人口は310万人ほどで、州府が大理である。昆明からは400キロ離れ、空路と公路と鉄道も通じる。

大理は国家クラスの優れた歴史文化町及び観光地で、市内には悠久の歴史を持っている文化財や旧跡が多い。城壁で囲まれた市内には城楼が聳え、塔碑が林立し、大理古城、崇聖寺の三塔、南昭太和城遺跡、南昭徳化碑、元の世祖フビレイの平定碑などの見処がある。大理市の自然も美しく、有名な観光地は蒼山、海、蝴蝶泉、剣川石宝山、仏教聖地の鶏，足山などがある。

濃厚な民族的情緒で知られる大理のベー族は多姿多彩な文化を持ち、その言語、服装、風俗は今でもそのまま残されている。また、本主祭、三月街、続三霊、要海会など、地方としての特色を持つ民族行事も多い。ベー族の四合院は雅びやかさがあり、特別の特色がある。大理はまた大理石の産地で、雲木家具、プーアル茶、草の細工なども優れた特産がある。

毎年の旧暦の3月15日に行なわれる三月街はベー族の重要な年中行事で、競馬、ペーロン、蛇踊り、歌合せ、民族踊りなどの行事が、繰り広げられる。

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