白水江パンダ自然保護区は甘粛省の文県に位置し、行政区画は隴南市武都区、文県の9つの郷鎮に所属しています。総面積は18799ヘクタールで、コアエリア9158ヘクタール、緩衝区の26ヘクタール、実験区は67.50ヘクタール、森林カバー率は87.3 %となっています。この保護区の主な任務はジャイアントパンダ、ブックルといった様々な希少な絶滅危惧種の野生動植物を保護し、それによって生きていく自然の生態環境と生物多様性を保護することです。白水江パンダ自然保護区は、国家林業局直属のパンダ保護区の1つであり、その中の面積の最大の一つである。2000年11月に世界人と生物圏に入ります。

甘粛白水江国家自然保護区は、中国で最も面積が大きいジャイアントパンダの自然保護区である甘粛白水江国家自然保護区が赤外線カメラを使って野外で暮らす野生のパンダの撮影に成功しました。同保護区が野生のパンダの撮影に成功したのはこの１０年あまりの間で初めて。パンダは四川省西部、陝西省西南部、甘粛省南部の山岳地帯に生息しています。パンダなどの貴重な動物と生態系を保護することが甘粛省の最南端に位置する総面積約２２万ヘクタールの白水江国家自然保護区の主な任務で、中国がこれまでに設置した５５のパンダ保護区の中でも面積が最も大きいです。同保護区は２０１２年から赤外線カメラを使って野生動物の観測を行っています。

パンダ研究センターを訪れる観光客はパンダの暮らしぶりを目の当たりにすることができますが、白水江国家自然保護区でパンダが目撃されることはほとんどなりません。パンダが村落から遠く離れた自然保護区の奥地で暮らしているからです。白水江自然保護区では１９７０年代から３回、かなり広い範囲で開花し、パンダの数は７０年代初めの３００頭余りから９８年には９６頭に激減しました。