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スペインから帰国のパンダ「星宝」ご無事成都に到着
   


2017年9月28日午後、スペインのマドリード4年間の幼少時代を過ごしたジャイアントパンダ「星宝」が、両親の故郷にご無事で帰国でした。「星宝」の帰りを待つことになり、成都ジャイアントパンダ繁殖研究基地全体が歓迎ムードで溢れかえっています。基地の職員たちは、基地内に「中国・スペインのジャイアントパンダ物語」の回廊展示、「星宝」のアニメキャラクターの立て看板、「星宝」の成長物語の看板を特別に設置しました。その他にも、来園者全員が「星宝」の特製の絵はがきを1枚もらえます。午後4時、「星宝」の帰りを待ちわびた職員たちは、「星宝」を専用車から検疫館まで慎重に送り届けました。そして、マドリードの飼育員から「星宝」の資料をしっかりと受け取りました。これから1か月間、「星宝」は隔離され、厳しい検疫を受ける予定です。

中国ジャイアントパンダ保護国際共同科学研究の関連政策および両国の協議により、海外で生まれたジャイアントパンダは、繁殖可能の年齢に達する前に中国に戻る必要があります。それに基づき、中国とスペイン両国は、2017年9月26日に「星宝」を故郷の成都に帰すことに決めました。2007年、ジャイアントパンダという希少動物の保護を目的とし、中国動物園協会とスペインのマドリード動物園とが協定を結び、成都ジャイアントパンダ繁殖研究基地とスペインのマドリード動物園が共同でジャイアントパンダの繁殖研究を展開することに同意しました。中国とスペインの両国の努力により、ジャイアントパンダ「花嘴巴」(ホァズイバー)(血統番号519番)は、3度の出産で計4頭の赤ちゃんを出産し、4頭とも元気に暮らしています。中国とスペインとのジャイアントパンダの共同繁殖研究の成功により、中国のジャイアントパンダ保護事業は世界的に名声を博し、大きな社会的支援を得ました。