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双子パンダが成都で誕生 世界の飼育パンダで今年初
   


2020年3月17日、晴れやかな春の日に、成都パンダ基地では、ジャイアントパンダの「福娃」(フーワー、幼名:毛毛“マオマオ”、血統登録番号:570)が専門家たちの見守る中、無事にオスの双子の赤ちゃんを出産しました。これは、2020年に飼育下で生まれた世界初の双子です。四川省の成都ジャイアントパンダ繁育研究基地が25日、ついに営業を再開しましたた。安全性を確保したうえで、同基地は同日、アットホームな営業再開セレモニーを執り行ったのです。成都パンダ繁育研究基地で飼育されている「福娃(フーワー)」が3月17日、専門家と飼育員のサポートを受けながら、無事双子の雄パンダを出産しました。世界の飼育パンダで双子が誕生したのは、今年になって今回が初めて。現在、母子ともに健康といいます。
17日の昼12時57分、「福娃」は無事に159.8gのオスの赤ちゃんを産みました。そして、午後3時10分には、2頭目のオスの赤ちゃんが生まれ、体重は119.5gありました。現在、母子共に健康です。2頭の赤ちゃんは、順調に母親の元で母乳を飲むことができており、大きな鳴き声を上げながら、すくすくと育っています。
この双子は、成都パンダ基地設立以来、最も早い時期に生まれてきました。我々は、喜びと驚きを隠せませんと語り、続けて「ジャイアントパンダが、冬に発情期を迎え、春に出産することは非常に珍しいことです。“福娃”にとって今回が5度目の出産に当たります。現在、17歳の“福娃”は、5回の出産を経て、8頭の子宝に恵まれました。今回も“福娃”は非常に強い母性を見せており、我々専門家も胸をなでおろしています」と話しました。
現在、中国各地の各業種によってつぎ込まれた多くの努力により、中国国内の新型コロナウイルスの流行は概ね鎮静化されています。この時期のジャイアントパンダの誕生は、新型コロナウイルスの流行で困惑する人々に大きな希望を与えたといえるでしょう。