2016年5月29日の朝6時に、日本帰りでいま成都ジャイアントパンダ繁殖研究基地で生活している梅浜(メイヒン)は体重135gのメス赤ちゃんパンダを産みました。現在、母子ともに健康です。飼育員の紹介によると、20何日の減食を経てから、5月28日、パンダ舎を行ったり来たりしていた梅浜に出産の兆しを見せ、29日の朝6時に無事出産しました。新米ママの梅浜は何が起きたか全然分からないようで地面でワーワー泣いていた赤ちゃんのことを無視していながら、他のママのように赤ちゃんを口にくわえて胸に抱き寄せることなども一切しませんでした。それを見た現場のスタッフはやむを得ずたちまち地面で鳴き声を上げていた赤ちゃんを保育箱に移し、手のひらで赤ちゃんを包んで温めてあげました。
梅浜は日本の和歌山で同時に生まれたオスパンダ永浜(エイヒン)と一緒に2013年2月26日に中国の四川成都に戻ったのです。梅浜が出産したこの赤ちゃんは今まで海外での最大なパンダ家族「浜一族」を大きくしたばかりではなく、その孫世帯の一番上のお姉さんともなりました。
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