6月5日、四川省衛生健康委員会と四川省人民政府新聞事務局の指導のもと、成都パンダ基地は、成都医学院第一附属医院と成都医学院第二附属医院・核工業部416病院と提携し、四川省の対湖北省医療支援チームの、ジャイアントパンダ「熱乾麺」(ルーガンミエン)と「蛋??」(ダンホンガオ)の里親認定式を兼ねたイベントを開催しました。
成都パンダ基地の責任者は「今回開催した医療支援スタッフと双子のジャイアントパンダ“熱乾麺”と“蛋??”との対面イベントは、“四川省医療チームの、湖北省と外国に対する支援に感謝を示そう”と題したシリーズイベントの一環です。
医療支援スタッフらは、基地内にある太陽の産室でようやく「熱乾麺」と「蛋??」との対面を果たしました。可愛い双子の赤ちゃんを目にした医療支援スタッフらは興奮した様子で、しきりにその姿をカメラに収めていました。
両者の対面イベントの後、医療支援スタッフらは成都パンダ基地の中にある国際芸術センターでアート作品展覧会「私たちの約束」を鑑賞しました。この展覧会は、コロナ禍における一人ひとりのリアルな体験や感情を留めておこうと成都パンダ基地が主催したもので、13の国と地域から集まったアートが展示されています。
成都医学院党委員会の余小平書記は、今回の催しは成都パンダ基地が自身の方法で医療支援スタッフに感謝の意を表すために計画されたものだと説明し、「当初から目標としていた、医療支援スタッフと“熱乾麺”と“蛋??”との対面を果たすことができて、非常に感動しています」と話しました。
成都パンダ基地の蘭景超副主任は「新型コロナウイルスが大流行する中、医療支援スタッフの皆さんはストレスにさらされた厳しい環境下で任務を遂行しました。皆さんが無事に四川省へと帰還し、こうしてコロナ禍の中で誕生したジャイアントパンダの赤ちゃんを鑑賞できている事をとても嬉しく思います。これからも、スタッフの皆さんが健康で平穏な生活を送れるよう心から願っています」と、話しました。
ここで、嬉しいニュースがもう1つあります。医療支援チームのスタッフらが成都パンダ基地を訪れたこの日、基地では2頭のジャイアントパンダの赤ちゃんが誕生しました。成都パンダ基地のスタッフは「この2頭の赤ちゃんの誕生は、我々に予期せぬ喜びをもたらし、この特別なイベントをより一層有意義なものにしてくれました」と話しました。
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