ホーム   パンダ知識    パンダ保護区    パンダ日記   パンダ写真館 パンダ観光ツアー       
2015年初のパンダ双生児が誕生
   


6月22日の朝5時10分ごろ、成都ジャイアントパンダ繁殖研究基地のメスパンダコリンがメスの双子赤ちゃんパンダを無事に産みました。分娩症状があってから出産まで二時間でした。お母さんになったばかりのコリンは母性が強くて、子供を抱こうとするパンダに珍しい行為もあったそうです。双子赤ちゃんパンダの全てが順調で、体重は長女は118グラムで、次女は70グラムで、毎回1ミリリットルのミルクを飲んでいます。

お母さんは世間によく知られている大美人の嬌子で、お父さんはオリンピック元主席のサマンランチ氏に命名された伝奇的なコビですから、コリンは完全な名門出身とも言えるでしょう。2013年に五歳になったコリンは何も分かっていない少女だから、発情期に入っていても交配が嫌だったようです。コリンに勉強させるために、パンダの交配するビデオを流すことになりました。6月21日にコリンはいらいらするようになり、6月22日の朝3時ごろからお産の前の陣痛が始まり、5:10時にメスの双子赤ちゃんパンダを無事に産みました。

2014年の春、だんだん物心がついてきたコリンは二回目のお見合いをさせられたが、夏に入っても全然減食など妊娠の気配がないから、お母さんになる準備がまだ出来ていないようでした。2015年1月、コリンはパンダ基地の専門家より人工授精されました。5月中下旬から、減食の気配が出たコリンはいよいよ名高い「少女パンダ」からお母さんになりそうです。