飼育員のパンダの一挙手一投足が現在、これまでないほど注目を集めている。そして、各大手セルフメディアプラットフォームでは、「パンダムービー」が大人気となり、「癒し」を求めて多くの人が視聴している。大人気のパンダがいる動物園にも観覧客が殺到しており、「1時間並んで、パンダを見ることができるのは3分」という状態になっているものの、その人気は衰えをみせていない。
パンダ舎に入る際には必ず身なりを整え、飼育員の指導のもと飼育活動に携わり、個人の判断で活動しないこと。パンダの生まれ故郷は、長江上流の標高の高い山や深い谷で、靄のかかるうっそうとした竹林だ。パンダは数百万年かけて、環境に適応するために、徐々に食性を変え、竹を主なエサとするクマ科の動物へと進化してきた。毎日食べる食物のうち、竹が90%以上を占めている。
パンダが大ブームとなっていることで、これまであまり注目されていなかった「パンダ飼育員」も今、脚光を浴びている。
パンダの糞便を両手で割って細かくチェック。
早朝6時半には起きて身繕いし、朝食を食べる暇もなく、パンダの朝食の準備を始める。
そしてパンダが朝食を食べ終わるとすぐに次のエサを準備をする。成獣のパンダが1日に食べる竹は約25キログラムにもなるため、飼育員たちは1日に何度も竹を補充しなければならない。
「パンダが食べる様子を見ていると、自分もお腹いっぱいになった気分になる」と充実感を漂わせながら話す「90後(1990年代生まれ)」の陳さんは満面の笑みを浮かべていた。
そうしたら出勤1日目に、国宝と言われるジャイアントパンダの世話をすることを知った!」と話し、出勤1日目の「サプライズ」に気分が高揚したことを今でも鮮明に覚えているとした。
朝食となる竹を準備した後、陳さんはすぐにパンダ2頭を屋外に移動させて、朝食を食べさせる。そして、夜間パンダがエサを食べたり、休んだりする室内エリアの掃除を始める。糞便を掃除する前にはそれをじっくり観察するほか、そのうちの1つを両手で割って、細かく観察するという。
パンダの糞便を観察することで、色々なことが分かり、飼育員は糞便の形状や状態を見て、エサを調整するのだという。両手で割って細かく観察するのは、寄生虫の有無をチェックするためという。
「私たちパンダ飼育員は、排泄処理担当であるだけでなく、パンダの看護師でもある。日夜世話をしながら、体調をチェックして、対応もしなければならない」と陳さん。
4時間かけて蒸した「愛の詰まった蒸しパン」
ジャイアントパンダは腸が短いため、食べたものをすぐに排泄する。もともと肉食の祖先から進化を遂げたパンダは、少しずつ竹を食べるようになった。しかし現在も盲腸がなく、腸が短いという肉食動物の特徴が残っているため、ほとんどの草食動物と異なり、植物繊維を消化することができず、竹の水分に含まれる栄養分しか吸収できない。
成獣のジャイアントパンダの体重は100−150キロにもなるが、どのようにして体調を維持しているのだろうか?それは、たくさん食べて、たくさん寝るという方法だ。つまり摂取量を増やして、エネルギー消費は減らすというわけだ。そのため、パンダは起きているほとんどの時間何かを食べており、お腹いっぱいになって気分がよくなると、歩き回ったり、木に登ったり、おもちゃで遊んだりし、それらに飽きたり、疲れたりすると、寝転んで昼寝をする。次に目を覚ますのはお腹が空いた時で、起きるとまたエサを食べ始める。
午後13時半から、パンダの竹の洗濯など。14時ごろ、いろいろパンダ舎の掃除。15時、パンダに餌やり、新鮮な竹など。
16時、各パンダ舎を巡回し、監視を見に行った。
17時、今日のメモを整理して、やっと休むことができた〜^^。
パンダツアー
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雅安パンダ基地パンダボランティアツアー 毎日30人制限
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