チベット山南地区 は、「山南」はチベット名の「ロカ」を意訳した名称。日本語では、チベット名に由来するロカ地区、ホカ地区、中国名に由来する山南地区(さんなん-ちく)などの呼称が用いられている。この地区はラサ市の南にあり、青蔵高原東南部、ヤルンツァンポ河中下流に位置し、西はシガツェ地区、東はニンティ地区と接し、南はインド、ブータンと国境を接する。 山南は岡底斯山脈と念青唐古拉山脈の境にあるり、 雄大な山々だけでなく、古代の建築と遺跡が多く、山の中、古い寺院がある。
ヒマラヤ山脈の中段の主稜線にそびえ立つ?拉?日神山は、標高7538メートルで、チベットの洛札県と浪?子県境に位置し、それに寄り添って立っているのは7000メートル以上の峰が6つある。南北両側は切り立った急崖で、峡谷の中には4本の氷河が横たわっていて、北側の2本は10キロも続いている。氷河の上には奇麗で壮観な氷塔林があり、また氷の急斜面があり、氷塔の雪崩がよく発生する。
|