重慶名物の麺料理・重慶小麺界の「武術大会」ともいえる同イベントで腕を競おうと、すでにエントリーを終えている参加者は1000人以上となっている。重慶小麺技能コンテストは、「第8回全国飲食業職業技能コンテスト・麺類部門決勝戦」の3コンテストの一つとなっている。3コンテストの内訳は、麺類部門コンテスト、重慶小麺コンテスト、中国料理コンテストとなっている。重慶小麺コンテストは、規模などのハードルは設定されておらず、全ての小麺企業、店、さらに個人も参加できる。現在までにすでに1000人以上がエントリーを済ませている。中国料理コンテストでは、四川料理、広東料理、山東料理などの「八大料理」の調理技能を競い、約200人が決勝戦に参加する。
現在、同市には重慶小麺の店が8万軒以上あり、1日当たり1260万杯売れており、年間の売上高は約150億元(1元は約16.85円)に達する。重慶小麺は中国全土でも大きな影響力を持っており、毎年、その作り方を本場で学ぶために、他の地域から重慶にやって来る人の数は延べ3万人以上となっている。また、重慶小麺業界に進出したいといった申し込みの問い合わせが毎年5000社以上の企業からあるという。統計によると、中国全土には重慶小麺の店が約20万軒あり、年間売上高は400億元以上に達している。
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