青海省は、青蔵高原の東北部に位置し、省全体が海抜3000〜5000メートルの高地にある。広大な草原がひろがり中国の主要な牧畜地区のひとつである。青海省の住民は漢族のほか、チベット族、回族、土族、ラサール族、モンゴル族、カザフ族などがいる。西寧は、青海省の東北部、黄河の支流である湟水流域にあり、標高は2275メートル。西に崑崙山脈、南に念青唐古拉山脈、北は祁連山脈という、6000m以上の標高を持つ大山脈に囲まれている。
古来、中国内地とチベットを結ぶ要衝の地であり、現在も、青海省とチベットを結ぶ青蔵公路の起点である。西寧を通る国道は109号。北京まで2000キロ、ラサまでも2000の位置にある。
西寧は青海省の省都である。青海省の省名は省内にある青海湖からとられている。古くは西戎、漢代は羌の領域であり、また唐代宋代は吐蕃の版図であった。
古来、中国内地とチベットを結ぶ要衝の地であり、現在も、青海省とチベットを結ぶ青蔵公路の起点である。西寧を通る国道は109号。北京まで2000キロ、ラサまでも2000の位置にある。
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