山南
山南は岡底斯山と念青唐古拉山以南に位置する。 山南地区の北はヤルツアンポ川の曲水大橋にまたがり、拉薩へ繋がり、西はシガツェへ東はチベットで海抜が最も低い、林芝に達する。山南には、古代の建築と遺跡が多く、チベットで最も早く作られた宮殿や最大の古墳群、最も古い寺院がある。 山南はチベットで最も豊かで、人口が多いチベット文明の発祥地である。
沢当(ツェダン)
拉薩から東南に190キロ、海抜3500メートルのところにある山南(ロカ)地区の中心地。山南地区とは、拉薩の南、ヤルツァンポ川からブータンの国境辺りまでを指す。チベット文化発祥の地としても有名。南部には、真珠のタンカ(仏画)や曼荼羅が有名な昌林寺(タントゥク寺)、吐蕃時代の宮殿、雍布拉康(ユムブラカン)、歴代のチベット王が眠る蔵王墓などがある。
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