ホーム    四川観光    チベット観光      雲南観光長江三峡     青海甘粛省新疆観光ツアー  
青海西北観光地 青海湖

 

西寧の西150キロ。中国最大の塩湖である。周囲は360キロメートル、面積は4560方キロメートル。琵琶湖の六倍である。古来より人々はその広大で神秘的なさまに憧れを抱き、その雄大さ、秀麗さに敬意を込めて「青海高原で輝きを放つ一粒の宝珠」とよび、称えてきた。青海湖はもともと“西海”或いは“鮮水”“鮮海”などと呼び習わされていた。モンゴル語では“ククノール”、チベット語では“ツォティショギャルモ”と言い、ともに「青い海」を意味する。歴史的にはその昔、青海湖一帯は羌族の領土に属していた為、“卑禾羌海(ヒカキョウ海)”と呼ばれていた。漢代になって青海湖一帯が漢民族に統一されると、人々は“仙海”と呼ぶようになった。さらに北魏以降、はじめて“青海”の名が用いられるようになった。

青海湖は高原東北部にあり、湖の周囲は険しい山に囲まれている。北には大通山、東には峻厳にして雄大な日月山、南にはどこまでもくねくねと続く青海南山、西には高く聳え立つ橡皮山。風景区内には大小合わせて30本近くの川が流れ、湖の東岸には二つの「子湖」がある。うち一つは“朶海”と言い、総面積10k㎡余りの塩水湖、もう一つは“耳海”総面積4k㎡の淡水湖である。湖の真ん中に海心山という島があり、島内にはラマ教の寺院がある。また、湖の北西部には鳥島と名付けられた島がある。毎年10数万羽の鳥が青海湖に飛来するが、そのうちの三分の一は鳥島に集中する。春になると斑頭雁(かりの一種)、鳶色頭カモメ(カモメの一湟種)、アカツクシガモ、鵜など数十種の鳥が島を覆い尽くすようにやってくる。

青海湖に生息する魚は一種類のみ。湟魚という。鯉の種類で鱗がなく、学名を裸鯉魚という。青海湖の標高は、3266メートル。かなり高い。西寧からくると手前に日月峠がある。ここが中国内陸とチベットの分水嶺で、ここを越えると裸麦の農耕の世界から草原の遊牧の世界へと景色は一変する。 この峠に唐の時代にチベット王ソンツェンカンポに嫁いだ文成公主を偲ぶ日月亭がある。

青海湖の湖畔に佇み辺りを眺めると、遠くに濃緑色の山々が見え、それらが重なり合って周囲を取り囲む。青く澄み渡った湖面は日の光を受けてキラキラと輝き、若草色の草原の中には羊の群れがまるで雲のように遊んでいる。どこまでも続くかのような湖面には静かな波と、逆さに映った雪山。所々で魚が飛び跳ね、鳥が湖の上を旋回する。青海湖の周囲には草原が広がり、浜は広く平坦で水源も充分、気候も比較的温暖なため水草が豊かに茂る。それはまさに天然の牧場地帯なのである。夏秋季の大草原はまるで緑色の絨毯のように広がり、黄金に輝く菜の花が風に誘われて香を放つ。遊牧民のテントがあちこちに広がり、牛や羊は群れを成してのんびりと雲のように流れる。朝焼けと夕焼けが人を幻想の世界に誘い、人々の心を満たして晴れ晴れとさせる。

鳥島
鳥島は青海湖の北西部にあり、長さ約150m、幅約150m。十万羽余りの渡り鳥が生息し、「鳥の世界、鳥の王国」といわれている。青海湖は西寧市から西に100キロのところにあり、面積は約4583平方キロ。中国最大で、海抜の最も高いところにある内陸の塩水湖。毎年4月には、中国の南方地域や東南アジアなど各地から鴎や白鳥、鶴、希少な黒頚鶴など十数種類の渡り鳥が繁殖のためにここを訪れ、秋になるとその年に生まれた若鳥たちを連れて南に帰っていく。中国政府もこの島に渡り鳥の保護機関を設けている。白鳥を見るなら11月から翌年の2月までの間が良いが、5月から7月までが他の渡り鳥を見るには最も良い時期だ。

海心山
海心山は仙山とも呼ばれ、青海湖の中心から南寄りのところにある。鳥島からは25キロの距離。青海湖の中に突き出た花崗岩でできた島。長さ1キロ、幅約600m、湖面から山頂までの高さは77m。湖水の侵食を受けて、島の周囲は切り立った崖になっている。山の上には廟が建ち、湖の景色と溶け合っている。また島には湧き水があって飲むこともできる。南側は岩肌が露出して険しい崖になっていて、北側、東側、西側はなだらかな砂地になっている。島は大部分が土に覆われていて、面積の50パーセントには植物が生えている。島の崖や石ころの多い湖辺には鳥類が集まって生息している。

 

 

 

 

 

 

 


 

   
   
   
 
あなたのパンダの旅とは、九寨溝ツアーやパンダツアー及び四姑娘山ツアーなどの参加、ご安心ください。
成都鼎文金旅国際旅行社 わが社の住所:中国成都市青龍街27号2棟1008オフィス
電話: (0086)+13678193082  ファックス: (0086)+28+83615922
業務メール:chengduguide@yahoo.co.jp
当サイトの文字及び写真、コピーの無断複写 転載などを禁じます。