門源は、青海省の省都西寧の約90km北に位置する町である。中国でも一番南に位置する雲南省の菜の花は、例年2月頃が見ごろとなるが、海抜約3000mの高原に位置する門源や青海湖周辺の菜の花は、7月頃に満開となる。青空とどこまでも続く黄色の菜の花畑に、万年雪を抱く祁連山脈が連なる風景は、絵に描いたような美しさである。
青海湖に別れを告げ、祁連山脈のふもとにある菜の花畑で有名な門源に向かう。菜の花は7月中旬から下旬に満開を迎えますが、8月中旬もいくらか咲いているかと期待したのだが、残念ながら菜の花はすっかり散ってしまっていて、ただの枯れた畑が広がっているだけであった。
青海省門源には、見渡す限り一面「菜の花の海」が続いている。ここの菜の花は、中国で最も一番美しいと言われている。 ここで開催される門源油菜花祭には、大地の芸術の作品展示、熱気球などのプログラムが用意されている。特に、大地の芸術は、この祭りの目玉の一つになっていますが、2009年には30万元の巨費を投じ、新中国建国60周年をテーマにした大地の芸術を成功させている。
青海省門源の菜の花畑は世界最大の高原の菜の花畑で、中国で最も美しい菜の花畑だ。7月は青海省の最も美しい季節で、同省門源で菜の花が満開を迎える時期でもある。毎年7月ごろには南部の菜の花はすでに収穫されて清らかな油に変わっているが、海抜3200メートルの青海湖一帯ではこの時期、菜の花が満開の時期を迎えている。夏に青海省門源回族自治県の一面の菜の花の海を訪れると、天然の油絵の中に入ったかのような風景を見ることができる。青海省門源の菜の花畑は2008年に国家4A級風景区と青海省の「最も美しい10の景観」に選ばれている。
|