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青海西北観光地 嘉峪関

 

--嘉峪関楼城は、6350Kmある万里の長城の西端です。1372年に築かれた高さ11mの城壁に囲まれた要塞です。 2つの門があり、門の上には3重の楼閣が建っています。 万里の長城は嘉峪関、山海関、居庸関が三大関として知られていますが、 その雄大さにおいて、他の2つを上回ると言われています。 また、博物館も隣接し万里の頂上の歴史を詳しく知ることができます。明の洪武五(1372)年に建設が始まり、およそ168年の歳月をかけて現在の形になりました。現在に至るまで、当時の姿を非常によくとどめています。その気勢溢れる姿は”天下雄関”と称えられ、1961年には国の重点文物保護財に指定されました。内城、外城、城壕の三つからなるが、中心となるのは内城です。面積2.5万平方メートル、高さ10.7メートルで、黄土のレンガから造られている。東の光化門と西の柔遠門の二つの門があり、その他櫓や楼閣、敵を見張る望楼、水門などがあります。長城に数多く残る関所の中でも、もっとも完璧に形を残している一つでもあります。この関所を造る際、工人に対して建材を正確に用意し間違いを出さないようにという命令が出されたが、主任であった工人は正確に計算を行い、最終的にレンガ一つが余っただけであとはすべて計算通りに行われたという伝説が残されています。

 懸壁長城は、明代に急勾配(最大傾斜は45度以上)の山の斜面に築かれた長城です。 鉄壁を空に引っかけたように見えることからこの名が付けられました。懸壁長城は嘉峪関市の北8キロほどのところにあります。当時は“断壁長城”と呼ばれていて、その名の通り急な山肌に覆いかぶさるようにして建てられています。嘉峪関の防衛を強化するため1539年(明の嘉靖18年)に造られ、翌年完成しました。本来は全長1.5kmあったが、今日残されている当時の遺構は5m程しかない。現在見られるものは1987年に修復されたもので、全長は750mある。その内231mは高さ150m、傾斜45度の急斜面に作られており、壁をよじ登るように階段を上がらなければならないことから「懸壁長城」の名が付けられました。

 万里の長城西端は、万里の長城は実は嘉峪関よりもう少し南に延びています。 そして本当の長城の西端を見学することも可能です。

 魏晋壁画墓は、30年程前に発見されたばかりです。地下壁画レンガ墓で、魏?晋時代(紀元前200~400年頃)のものとされ、 現在までに1400ヶ所以上の墳墓が発見されています。壁画に死者の生前の生活を描いたレンガがはめ込まれています。嘉峪関市から東北に20キロほど行くと、新城魏晋壁画墓があります。ここは1972年に発掘が始まり、これまでに1400あまりの墳墓が地下にあることが分かっているが、現在観光客に開放されているのは6号墓と7号墓。その中でも年間を通じて開放されているのは6号墓のみ。中に描かれているのは労働の様子や墓の主たちの豪奢な生活ぶりなどで、当時の民俗文化をよく表している。描かれた時期は莫高窟よりも早いとされ、長い間空白であった魏晋南北朝時代の芸術を知る手がかりとりました。

長城博物館(ちょうじょうはくぶつかん)
嘉峪関市に1988年末にオープンした万里の長城の専門博物館。建物の外観は烽火台になっており、長城に関する事物が体系的に展示されています。時代別に春秋戦国「秦漢」「北魏隋唐遼金」「明」の4つに分れて展示されており、戦国時代から明代まで3000年間の長城建築の歴史が、模型やカラー図を使って再現されている。長城の変遷が一目瞭然です。

 

 

 

 

 

 

 


 

   
   
   
 
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