大仏寺大佛寺 / DaFoSi / ダーフォースー
張掖で一番の観光スポットとの評判です。 フビライ?ハンが生まれた寺です。西夏年永安元年に創建されました。 このお寺には1098年に造営された素晴らしい大仏があります。マルコ?ポーロは著書、東方見聞録の中で 「金で塗られた巨像」としてこの大仏に関しての記述を残しているほどです。 その大仏は高さが20m、幅は35mもあります。 また、大仏殿の裏には高さ33mにも及ぶチベット仏教様式の土塔が建っています。
大仏寺は張掖市の南部にあり、西夏永安元年(1098年)に創建されました。もともとは迦葉如来片寺という名で、甘粛省最大の西夏建築です。
現存する建築物は大仏殿、蔵経閣、土塔の三つ。大仏殿は高さ33m、間口は9室分あり、中には巨大な釈迦牟尼の寝仏像が安置されています。仏像は木の骨組みに粘土で形作られ、金や彩色が施されています。全長34.5m、肩幅7.5m、耳たぶの長さは2mあまりもあり、室内にある寝仏像の中では中国最大。寝仏の後ろには迦葉、阿難等釈迦の十大弟子が並んでいて、また仏殿内の南北両側には十八羅漢像が立っています。仏殿の入り口の両側には6㎡の煉瓦がはめ込まれ、左には「登極楽天」、「西方聖鏡」、右には「入摩地」、「祇園演法」と刻まれています。仏殿内の四方の壁には『西遊記』や『山海経』(空想で書かれた地理書で、想像上の動物など多数出てくる)の壁画が描かれています。蔵経閣には明の英宋から賜った6千巻あまりの経典が収められています。保存状態もよく、金や銀で書かれた経文は貴重です。
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